つらいニキビにさようなら! ニキビの原因と対策!

ニキビってつらいですよね…お肌の悩みの中でも多くの方がこのにきびに悩んでいます。なかなか無くならない手強いニキビをなんとか撃退して、きれいな肌を手に入れましょう!

 

<目次>

 

 

【ニキビができる原因】

そもそもどうしてニキビってできてしまうのでしょうか?

できる場所によって様々な理由が挙げられますが、どの場所にも共通していえるものがあります。それは、体内環境やホルモンバランスの乱れ、大豆油の摂り過ぎ、ビタミン不足です。体に異常が出るときは基本的に体から発せられたヘルプサインなのです。ニキビによるヘルプサインを見逃さず、ニキビを体内環境を良くするきっかけとしましょう!きっと毎日心掛けると、ニキビとおさらばでき、もっときれいな肌になったり、病気にかかりにくくなったりします。是非これから説明することを実践して、きれいな肌を手に入れましょう!

 

【体内環境・ホルモンバランスの乱れ】

 

体内環境・ホルモンバランスが乱れるには大きく3つの原因があります。

1つ目はストレスです。ほとんどの人がストレスを感じる一番の理由として、人間関係があると思います。人と関われば絶対に切り離せない悩みで、誰しも持っている悩みだと思います。また、環境の変化もストレスを感じる大きな原因の1つです。季節の変わり目や引っ越しなどは自分で意識的に気付くことが出来ませんが、体にはすごくストレスがかかっています。しかし、これは自分でどうにかすることが難しいので、出来るだけストレスのかからない生活を行うように心掛けたり、ストレスの解消を試みたりするのが良いかと思います。

2つ目は睡眠不足です。睡眠は心身の疲れを取り、ストレス解消や病気の予防を促進させます。また、ホルモンを作るのはほとんど睡眠中です。だから、良質な睡眠をとることは体内環境・ホルモンバランスを整えるのに非常に重要なのです。

3つ目は食事による栄養の偏りです。お肉に偏っても、野菜に偏っても、栄養に偏りがあるとホルモンの生成に悪影響を及ぼします。その他にも、栄養が偏ることにより、身体に様々な悪影響を及ぼす恐れがあるのでバランスの良い食事をすることはホルモンバランスの面でも健康面でも大切だといえるでしょう。

 

【大豆油の摂り過ぎ】

 

大豆油(サラダ油)の摂り過ぎもニキビには大敵です。大豆油の摂り過ぎというのは、リノール酸を摂り過ぎのことで、摂り過ぎることにより、ニキビはもちろん、その他にも、湿疹、アトピー性皮膚炎、アレルギー症状を起こしやすくなります。それだけにとどまらず、免疫力を弱めて、酸化するとがんなどの原因となる過酸化脂質を増やしてしまいます。善玉コレステロールまで減らしてしまい、便秘になりがちになったり、太りやすくなる原因にもなったりします。しかし、リノール酸に良いとこがないのかというとそれは違います。良い点として、リノール酸は体内で作ることの出来ない必須脂肪酸であり、中性脂肪を下げたり、悪玉(LDL)コレステロール値を下げたりする働きがあるので生活習慣病の予防に役立ちます!揚げ物などは出来るだけ控え、リノール酸とうまく付き合いましょう!!

 

【ニキビの対処法】

 

カルシウムやマグネシウム、ビタミンCの摂取が主に有効であり、肌のためはビタミンB6やビオチン、食物繊維などを摂りましょう。また、水分をたくさん摂ることも肌をきれいにしてくれます!

 

カルシウム・・・骨の材料、体の生理機能に関わったり、心臓の鼓動を維持したり、筋肉や神経の活動やホルモンの分泌、細胞分裂などの作用をサポートしています。カルシウムの多く含まれているものは魚介類や乳製品などがあります。

 

マグネシウム・・・カルシウムと共に丈夫な骨や歯を作る他、エネルギーを生み出したり、血液の循環を保ったりする働きがあります。代謝には酵素が必要で、マグネシウムには約300種類もの酵素の働きをサポートしているので代謝を促進させる面でもマグネシウムは大活躍!!マグネシウムとカルシウムのバランスは1:2の比率が良いです。カルシウム過剰になるとマグネシウムの吸収を阻害してしまうので、やはりバランスよくとることが大切ですね!マグネシウムを多く含む食品にはしらす、大豆製品、貝類、海藻類、ナッツ類などがあります。

 

ビタミンC(アスコルビン酸)・・・皮膚や粘膜などの健康を保ち、美肌作用(体内のコラーゲンを作る働きに関わっている)があります。抗酸化作用を持ち老化やがんの原因となる体内の酸化の悪影響から体を守ってくれ、悪玉コレステロールによる血管のダメージを抑えて動脈硬化心筋梗塞などの心臓血管系の病気の予防にも役立にます。さらに、病原菌を攻撃する白血球の働きを高めて、感染症にかかりにくくしてくれるなどといった様々な効果があります。ビタミンCは水溶性で吸収されやすいですが、4~5時間しか体内にとどめることが出来ないことに加えて、調理中、外に逃げやすかったり、熱や酸素によって成分が分解されやすいので出来るだけ調理時間を短くするか、スープなどの場合、しっかりと飲み切るなどの工夫する必要がありそうです。ビタミンCが多く含まれる食材には、アセロラ、パプリカ、芽キャベツキウイフルーツ、菜の花などがあります。

ビタミンB6・・・タンパク質の代謝を助けます。タンパク質から、筋肉や血液を作り出すときに働く栄養素で皮膚、粘膜を健康に保ち、アレルギー症状を和らげる働きがあります。ビタミンB6を多く含む食品には、にんにく、牛レバー、鰹、鶏のささみ、まぐろ、青魚などがあります。

 

ビオチン・・・エネルギー代謝をサポートし皮膚や粘膜を健やかに守り、エネルギー代謝を助けます。ビオチンを多く含む食品には、魚介類、ナッツ類、卵、肉のレバーなどがあります。

 

食物繊維・・・腸を良い状態に保ちます。食物繊維の便通を良くする効果により、腸内がスムーズになるため大腸がんの予防になります。水溶性食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにし高血圧や脂質異常症などの生活習慣病を予防し、腸内の有害物質の排出を促し、善玉菌を増やす働きがあります。水溶性食物繊維を多く含む食品にはりんご、わかめ、こんにゃく、きのこなどがあります。
不溶性食物繊維は便の量を増やし便秘を予防・解消し、肥満を防ぐ効果があります。不溶性食物繊維を多く含む食品にはごぼう、海藻、豆類、海老や蟹などに多く含まれます。


【まとめ】

 

ニキビを予防したり、無くしたりするには睡眠でリラックス状態を作ったり、ストレス解消をして体内環境・ホルモンバランスを正常に機能させ、水分をたくさん摂り、大豆油の摂り過ぎないバランスの良い食事を心掛けましょう!そうすることであなたの肌もきっときれいになっていくはずです!最後にバランスの良い食事例を紹介します!

 

バランスの良い食事の例(和食の場合)

主食・・・ご飯

主菜・・・鯖の味噌煮

汁物・・・わかめときのこの味噌汁

副菜・・・菜の花とほうれん草のお浸し