老化の最大の原因は糖化! あなたの老化にストップ!! 糖化の原因と対策

 年のせいでだんだん見た目が老いてくる。40代になると一気にしみやしわなどが増えてしまい、見た目よりも老けて見られることもしばしば…。そのような悩みを持った方々に朗報です!肌をきれいにすればあなたも若く綺麗にみられます。是非この記事を参考に日々の生活を見直し、他の人から羨ましがられるきれいな肌を手に入れましょう!

<目次>

 

 

 老けて見える原因

 

 老けて見える原因はお肌のシミやシワ、くすみ、たるみなどがあります。これらのことがなくなれば肌はきれいに見えて、若く美しく見えます。年齢を重ねるにつれて、これらの悩みを持つ人が多くいます。この老化の悩みは体の中で糖化と酸化が起こることによって引き起こされ、特に肌老化の40~50%が糖化により生成されるAGEによる原因だとされています。しかし、日々の食生活を正し、AGEがたまらない生活やケアをすることで、肌はみるみる若い時のようにきれいになっていくと思いますので、老化に負けない美しい肌を手に入れるため、これから説明することを是非試してみてください!

 

 

そもそも糖化とは

 

そもそも糖化とは何なのでしょうか?

それは、体内に入った糖質(ブドウ糖)がコラーゲンなどのタンパク質と結合することで茶褐色のAGE(終末糖化産物)と呼ばれる物質が生成さることです。そして、そのAGEは体内のタンパク質を攻撃し、その機能を低下させてしまいます。AGEと活性酸素(酸化により生成され、体に様々な異常をきたす恐れのある物質)は同時に生成され、あなたの老化現象を引き起こさせます。残念なことに、AGEと活性酸素の生成は年を取るごとに抑える力が弱くなっていってしまいます。シミの色はAGEの色であり、AGEが増えるとシミを悪化させ、肌からは潤いや透明感を奪われ、黄ばんだ肌のくすみを引き起こします。

 

糖化の対策法

 

では、糖化の対策はどうすればよいのでしょうか?ここでスキンケアアイテムに頼るのは出来るだけやめましょう。なぜかというと、スキンケアアイテムの多くは皮膚の表面にしか成分が行き届かないからです。これは根本的な解決にはなりません。だから、根本的解決をするならば、食事によって体の内側から改善していくことが必要不可欠なのです。ここでは5つの対策を紹介します。

 

1.食事で改善とはいってもどのように改善していけばよいのでしょうか?

それは出来るだけ生に近いものを食べることです。AGEは調理温度と加熱時間に応じてAGEを増やしてしまいます。そのため、出来るだけ食材に火を通さないようにする必要があります。揚げるより焼く。焼くよりも煮る。煮るよりも蒸す。蒸すよりも生。が良いでしょう。生~煮るはあまりAGEを増やさないのでおすすめです。そして、若い肌を手に入れ得るには揚げ物や焼き物は出来るだけ控えましょう。煮るのと比べて揚げるのと焼くのがどれほどAGEを増やすかというと、揚げると約6.5倍、焼くと約5倍(食品、温度、加熱時間によって変動してしまうので目安です)も増やしてしまいます。

 

2.糖質を減らしましょう。ご飯やパンなどの炭水化物、みりんや日本酒、砂糖などの糖の入った調味料、果物(果糖が含まれるため)は出来るだけ控えましょう。しかし、全く摂らないのは逆に、思考力の低下を引き起こし、進行すると手足のしびれ、最悪意識を失う危険性もあるので、(ご飯で言うと)1日に2~3膳(300~450g)程は食べましょう。

 

3.水分をたくさん摂りましょう。体内にある水分を出来るだけ新しく綺麗なものにすることで、血糖値を下げたり、AGEに変化させる確率を下げたりします。さらに、美肌効果やダイエット効果、便秘改善、認知症の予防にもなります。目安は1日に1.5L飲むのが良いでしょう。食事中や食事後すぐに水分を摂ると胃酸が弱まり消化に時間がかかってしまうため、食事の30分後や、それ以外の時間で40分~1時間間隔で水分をこまめに摂取するようにしましょう。

 

4.抗AGE食品を摂りましょう。抗AGE食品にはお酢、しょうが、大豆、レモン、ナッツ、にんにくなどがあります。これらの食品はAGEの生成を抑制する効果が期待できるので積極的に摂取しましょう。

 

5.ビタミンCビタミンB6を含む食品を摂りましょう。ビタミンCにはAGE抑制効果、抗酸化作用、コラーゲン生成を助け、シミなどの原因となるメラニン色素の生成を抑える働きなど様々な効果があります。また、ビタミンB6はAGEを抑える効果やタンパク質の代謝を助けたり、皮膚、粘膜を健康に保ったりする効果があります。

ビタミンC・・・アセロラ、パプリカ、ピーマン、ブロッコリー芽キャベツなど

ビタミンB6・・・にんにく、牛レバー、鰹、鶏のささみなど

 

意外に良いもの、悪いもの

 

最後に一見悪そうでも良いもの、良さそうでも悪いものを紹介します。

・良いもの・・・お酒(特にワイン)

  アメリカで行われた研究によると、お酒に含まれるアルコールがアセトアルデヒドに変化して、AGEの発生を52%抑える効果があるそうです。お酒の中でも特にワインが良いとされています。その理由としては赤ワインにはレスベラトロールカテキン、ケルセチンという成分が含まれており、その成分の力でAGEを80%抑え、動脈硬化の予防にもなります。また、白ワインには痩せ効果があり(医学的論文は2004年に発表)、殺菌作用、抗酸化作用などがあるため、美肌つくりに良いとされています。アルコール度数の高いお酒は肝臓に負担がかかるため、新陳代謝が鈍くなる原因になり、美肌つくりにマイナスの影響を与えてしまいますのでお気をつけください。

 

・悪いもの・・・果物、根菜類

果物は上記で説明した通り、果糖の摂取によりAGEの生成を促進してしまう恐れがあります。また、根菜類はもともと含まれているAGE量が他の野菜と比べて多いことから、あまりおすすめしません。

 

【まとめ】

 

如何だったでしょうか?糖化を意識した食事の改善を心掛け、あなたのきれいが実現することを心から願い、応援しています!!